seminar

Chris Doe

Neuron 発生のラボの方が講演にいらっしゃった。主に非対称分裂に基づく、神経系の幹細胞の self-renewal と複数種類の細胞を分化させる能力を生みだすメカニズムについての解析を Drosophila の larval brain で行っている。Par complex と basal 側の lgl,…

Thomas Lecuit - IBDM - Cellular Dynamics

Stephen Cohen のラボの出身でNusslein-Volhardとノーベル賞を受賞したEric WieschausのラボでポスドクしてPIという方の講演も聞く。昨日はセミナが4つも。 Drosophila の cellularisation という過程をモデルとして細胞極性の生成機構などをテーマにしてい…

Ken Yamada - NIH - Dynamics from ECM

細胞外マトリクス (ECM) の権威であり fibronectin の発見者が講演に来た。Dominant negative 作用を持つ inhibitory peptide の開発や 3D マトリクスゲルによる培養によって、細胞運動、形態形成のダイナミクスを in vitro で解析している。 2D ゲルでの培…

夏の学校実践系

反響は大きかったみたい。Good news! 講演してくださった先生、インフラ整備のお手伝いをしてくださった方々、またこういった場を用意してくれたスタッフの方々に感謝。

細胞工学による器官再生の最先端

東京女子医大の岡野先生のラボの研究。もっとも初期の培養系に由来する細胞の移植に向けた調整は細胞外マトリクス(以下 ECM)を用いた足場を細胞を含む培地中で培養し、ECM が細胞によって置換されていくのを利用し、これを移植するということによってなされ…

生化若手夏の学校リアルタイムアップデート*1

実践系WS Part II 進行中。無線と有線が混在した状況で40人くらいが Macintosh/Windows の様々なバージョンでアクセスしようとするととんでもなく大変なことになる。予定開始時刻をオーバーして開始。ハブのスイッチが切り替わっており、最上流でラインが止…

反省

とても感じの悪い質問をしてしまい、反省。あとでこっそり聞けばよかったのに。

Neuronal Precursor Cell Maintenance and Differenciation

分生研の G 先生のセミナー。旦那さんの話しをよく聞く。初めてお話を聞く機会を得る。Notch / Delta system と JAK/STAT の関連を話されていたが、assay 系がなじみのないものばかり。英語がとても綺麗で、プレゼンテーションも効果的にわかりやすくできて…

IKKalpha function in epidermal differenciation

UCSDのDr. Michael Karinのセミナー。AP1 のクローニング等で知られており、シグナル伝達の大家らしいがまったく知らず、「有名人ですか?」と聞いたらボスに「常識や」と叱られる。 セミナーの内容は IKK alpha に関するもの。 IKK は NF kappa B pathway …

Forum Y. I. さん

非対称分裂の話。結構固有名詞に詳しくなった。Neuroblast という神経の前駆細胞は上皮から delamination して上皮の平面とは垂直方向に何度か分裂して Ganglion mother cell というグリアや神経細胞の前駆細胞を生む。 Neuroblast が非対称分裂する際の3つ…

生化学若手の会春のセミナー参加記録

北川先生の話はラマン分光の話で、分子内のエネルギー変化や立体構造変化を振動数の変化としてモニターして予測するという内容。マイクロ秒やピコ秒単位の分子の性質転換が振動数として観測できるらしい。 上田先生の話はシステムバイオロジーと体内時計への…

生化学若手の会

http://www.seikawakate.com/sibu/kyoto/kyoto2005spring.htm へ参加する。 総研大の北川禎三教授 http://www.ims.ac.jp/as/kitagawa.html 理研 CDB の上田泰己チームリーダー http://www.cdb.riken.go.jp/jp/index.html?CDBdirect#02_research/0202_creativ…

Ocullar dominance 視覚野のシナプス投射と可塑性

京大の T さんの話。視覚情報は網膜で受容されたのち、 LGN を介して視覚野へ投射される。その途中でシグナルは左右に分離してふたつの視覚野に向かうが、左右の投射先はカラム構造を形成するように別々の空間に投射する(Ocullar dominance, OD という)。…

Arf-1 の Goldi への局在は SNARE 依存

NHLBI/NIH の H 氏のセミナー。完全な細胞生物学の話。Arf という低分子量 G タンパク質が Goldi - ER 間の小胞輸送の際にコートタンパク質の集合の足場となっているという話で、 Arf-1 は Goldi に局在する。 Arf はクラスが I, II, III とあり、クラス I …

中村さん

JT生命誌館の方が講演にいらっしゃる。ワトソンの科学者のとしての経歴を聞き、ひとつの理想型を感じた。