2006-01-01から1年間の記事一覧

セミナー in 京都

京大会館にて 11/4 (土) 13:30より 「遺伝子に新たな文字を加える研究について」 平尾一郎先生 理研GRC タンパク質制御高分子研究グループ チームリーダー http://protein.gsc.riken.go.jp/hirao/ 「樹状突起スパイン:生化学と生理学(生物物理学)の新た…

Fractuating Nanog

Austin Smith のセミナーにて。ES 細胞の全能性と自己複製能は、分化の抑制がベースにある。Oct, Sox, Nanog が全能性維持のマーカーと考えれている分子で、Oct/Sox は恒常的に on だが Nanog の発現は揺らいでいる。 Nanog locus に GFP を knock-in した E…

HARP + Nipkow disk confocal

この記事にほとんど全て書いてあるのだが、自分の言葉で書き残しておくことにする。Live imaging of yeast Golgi cisternal maturation.時間分解能を高める、ということは画像の取得にかける時間を短くすることである。ガリバノミラーを用いたポイントスキャ…

NIG RNAi strains grand open

http://www.shigen.nig.ac.jp/fly/nigfly/geneSearchAction.do;jsessionid=B4373AB1E124E1D0D49874A11FFBF184

Microscopy review

近年の顕微鏡技術の進展をフォローしてみる。新しい技術の開発によって、現象に関する理解が飛躍的に向上し、これまではみることができなかった世界に関する知見が生まれるようになる。光学顕微鏡には観察に用いる光の性質である、光の回折よる分離限界が存…

空虚な徒然

大学院生は相転移を起こすという話を以前どこかでされた。確かに初めてが連続する研究生活の中で、思考する対象が変化して行くことに伴って、組み立てる思考内容が変位していく。研究という職務内容への理解が深まることによる、各工程の抽象化に基づく理解…

メッセージ

自分の論文の一番重要なメッセージは何か。 最近そればかりを考えている。手持ちのデータを有機的につなげる作業と強く相関する。主張を認めていただけるようにデータを配置するための、骨子を浮かび上がらせる作業だと思う。骨子をもとに主張を展開する。 …

Gynandromorph - 雌雄モザイク

同一の個体内で雌の細胞と雄の細胞が存在することがある。例えば右半身は雄で左半身は雌という状態で成体になることもある。昆虫での例など。この現象を利用してモザイク解析を行うという技法があった。モザイク解析とは遺伝子の機能解析を行う為の一手法で…

うーん。

Nuclear weaponsの写真。いろいろ考えることあり。

Enhancer analysis

Fly enhancer。こんなものがあったとは。自分で書いたのが馬鹿みたい。車輪の再発明をしてしまった...。しかもこっちの方がだんぜん速いし。どうして自分のコードは遅いんだろー。

RNAi 系統

NIG List。更新チェックが必要かな。 GS と Exelixis を補完するプロジェクト。こいつらを統合することで、次につなげるんじゃないかと。

Tips

Pages はレジュメ作成に非常に有用であるとのお話 (From id:Membrane) 。コピー&ペーストで元のフォントが保存され、再利用が容易に。 Dockrestarter おもーいタスクなどによって Dock が固まったときに便利。 kill -9 'process id' と併用するといいかも

ダレカガナカニイル… (講談社文庫)

井上夢人のソロデビュー作。多分、これまで読んだミステリ小説の中でナンバーワンだと思う。面白かった。

Q-dot

Invitrogen はアフターケアが充実しているかもしれない。Whole mount IHC でうまく Q-dot conjugated secondary antibody が浸透しないという話をしたら、リサーチしてくれるという電話での連絡があった。まあ、n 万もするものを購入したのに一度使ってだめ…

Live imaging - mouse embryonic development

Shankar Srinivas's lab in Oxford Univ. では、マウスの初期胚を培養して、イメージングしている。 Anterior visceral endoderm (AVE) と呼ばれる extra-embryonic tissue の移動を homeo domain を持つ Hex のエンハンサーを用いて EGFP を AVE の lineage…

匂いの帝王

タイトルはもう少しひねれたような気がしなくもないこの本。嗅覚受容体の研究者のドキュメンタリー。嗅覚受容体の機能解析に基づいた新説を Nature 誌に投稿しようとした時のレフリーとのやりとりなどが、読んでいてとても白熱してる。結局この説は現行の定…

Immersol W

Zeiss 社製の水浸対物レンズ専用オイル。タイムラプス用に使う時がくるかぁ?とりあえず、メモ。他社製の水浸にも対応してますとの営業の方のお言葉。

白夜行 (集英社文庫)

ざくっと、行きと帰りの公共輸送機関で時間つぶしがてら読む。テンポがよく、締めまで好感。直木賞の受賞作品より好きかな。これは多分に自分の数学コンプレックスの影響があるような気がするけど。

再生医療への道

Lancet 誌に膀胱を制御する神経の機能を欠損した患者から、膀胱の細胞を単離し、型の上で培養して膀胱様の構造を再構築して、移植するという臨床研究の論文が掲載されている。アクセス権の関係で読めないのですが、Atala A PI の仕事。昨日の日経朝刊から。 …

眼の誕生――カンブリア紀大進化の謎を解く

視覚の進化、体色の進化をベースにカンブリア紀の爆発を解釈している生物学者の著書。保存状態が良好な化石を利用した透過電顕解析によって、過去の生物の体表の構造 *1 を観察し、絶滅した生物の体色の再現を行っている。たまにテレビでみられるカンブリア…

ZSCORE

詳細はこちら。某若手会からの流れで行われるセミナー。行こうかなぁ。

Q-dot

Q-dot が Molecular probe 同様 Invitrogen に吸収された。二次抗体に Alexa488 のような蛍光色素ではなく、 Q-dot で標識したものの評価をしようと思って、調べものしていたら。某業者さんに教えていただいた。Q-dot には特定の励起波長は存在しないので、…

いくらなんでもさぼり過ぎ。Blog 熱が一過性というので、飽きっぽいのが WWW 上でログを残す形で反映されている。

Fly works, confocal, live imaging IHC というスケジュール。あとはディスカッションを少々。

神経形成 - Luo lab NN

Dendritic patterning by Dscam and synaptic partner matching in the Drosophila antennal lobe. メモ -> 精読リストへ。

Progress report, fly work, S2, IHC, confocal 継続。そして imaging の準備。系統分与してもらうのを忘れずに。どんな表現型がでるのか、結果は今夕。 何か表現型が見えるような気がする。例数カウント。ペネトレーションばっちり、多分 balancer 由来では…

判明しているウナギの生活環の初期 - DAH 2-5

ちょっと古いけど。 ウナギの産卵場はグアム沖 そして報告先は Nature で Oceanic biology: spawning of eels near a seamount. ウナギの産卵場所がどこにあるかはこれまでのところ明らかになっておらず、かなり初期までついに詰めたという話。産卵後2-5日。…

Cilia 形成と Hh シグナル、 Inturned, fuzzy (PCP component)

PCP と Hh -> Ciliogenesisでリストした内容について。 アブスト Planar cell polarity (PCP) 関係の遺伝子について Xenopus で解析した論文。Inturned, fuzzy 遺伝子の Convergent extension への関与と、 Hh シグナル経路への関与が示された。Inturned と …

Fly, confocal, IHC。S2 は明日以降に延期。よって WB と live cell は木曜日以降にずれこみ。Confocal は例数足りず。継続。Fix -> IHC 1次して、confocal image をいじったら今日はいいかな。 Vivo および vitro で局在トレース完了。あとは既知分子との位…

PCP と Hh -> Ciliogenesis

Ciliogenesis defects in embryos lacking inturned or fuzzy function are associated with failure of planar cell polarity and Hedgehog signaling. メモのみ。精読リストへ。