Q-dot

Q-dot が Molecular probe 同様 Invitrogen に吸収された。二次抗体に Alexa488 のような蛍光色素ではなく、 Q-dot で標識したものの評価をしようと思って、調べものしていたら。某業者さんに教えていただいた。

Q-dot には特定の励起波長は存在しないので、分光可能なフィルターあるいは、 FV1k のような分光機能を備えた CLSM ならば、多色での染色が可能。さらに、退色が著しく少ないというのがメリット。ただ、 Q-dot の物理的なサイズの問題があるが。 Q-dot の特性として長波長側で発色するほど分子サイズが大きくなるので、できるだけ設計限界に近い、 525 nm 近辺で 20nm くらいの band-width で検討。Mouse, rabbit, rat, chick で quadra-staining できると楽しそう。