Arf-1 の Goldi への局在は SNARE 依存

NHLBI/NIH の H 氏のセミナー。完全な細胞生物学の話。Arf という低分子量 G タンパク質が Goldi - ER 間の小胞輸送の際にコートタンパク質の集合の足場となっているという話で、 Arf-1 は Goldi に局在する。
Arf はクラスが I, II, III とあり、クラス I に3個、 II に 2個、 III に 1個というのが mammalian の場合らしい。Goldi - ER 間の輸送はクラス I の仕事らしいが、どのような役割分化が起きているのかは今のところ不明で、互いに redundunt ではない可能性が高い (Knock down で cell death)。
Arf-1 は Goldi の形成に必須であることがわかっており、smallG であるので、 GAP、GEF、や下流エフェクターの検索ができて来ると今後面白くなる気がする。