conference

Two photon microscopy を用いたシナプス可塑性の研究

生理研の河西先生のラボ。Caged Glu を用いて単一のシナプス*1を刺激してシナプス後膜でのイオン流入を開始させる系を立ち上げている。単一神経細胞のすべての spine を計算機で検出し、個々に刺激を与えた際の応答を axon での electrophysiology で見てい…

蛍光タンパク質と顕微鏡

理研の宮脇先生の話。蛍光発色の on/off 制御が可能な Dronpa を利用して共焦点レーザー顕微鏡の diffraction 限界を超えるためのシステム開発。STED microscopy に変わるアイディアがあるという。STED がなんだかはあとでリサーチ。シナプス小胞のライブ観…

Imaging Science in Okazaki

というのに参加。かなり学際的なシンポで、イメージングをキーワードにプラズマ、天文、金属表面、生体高分子、量子状態、fMRI など多様。あまりにも遠いものはものはお話として聞く。例えば「補償光学」(国立天文台の家先生)など。すばるに実装されている機…

BSI2005

The 5th International Workshop on Biosignal Interpretationが9月6-8日に東京で開催される。明日までに登録すれば学生は1万円ですむけど、それ以降は2.5倍になる。登録しちゃおうかな。なんだかすごく関係しそうな気がする。

CSHL meeting

bioinfomatics-jpに CSHL meetingの情報が流れていた。Cold Spring Harbor Laboratory - Advancing the frontiers of biology through education and research - Cold Spring Harbor Laboratory行ってみたいな〜。でもちょっと予算がかかりそう。404 | CSHL…

生化学若手夏の学校

第45回2005年夏の学校なるものが8/19-8/21に京都で行われる。生物学に関わる、自分が若手だと思っている人ならば参加できる交流会で、主に大学院生から構成されるメンバーが第一線の研究者の方々を招いて講演をしていただくというもの。実は45年も前…

PCP - Fz imaging and immuno EM in wing disc - Shimada of Kyoto Univ.

上村研の若頭という異名をお持ちの島田さんのポスター。Fz-GFP をインターバル1分のタイムラプスで見ている。Distal 方向へのシグナルの移動が一過的に優位に増えることを示している。透過電顕で見ると微小管が P/D 方向に配向していることが確認されたが E…

Genetic control of behavior in plant preference - Matsuo of Tokyo Metro. Univ

JDRC7 報告続き。忘れないうちに。一番最後のセッションでの最後の話。いにしえの生物学と現代の分子生物学が手を結んでいるという感じで、とりにふさわしかった。動物学を学部で学んだ身としてはおもしろーい!という印象。 Drosophila melanogaster の近縁…

Rapid RNAi vector construction by Gateway Technology - Kondo of Nara Inst. Sci. Tech.

影山先生のところから。Invitrogen Gateway Technologyを利用して遺伝子の強制発現用トランスジェニック作成ベクター pUAST への inverted repeat を含むクローニングを迅速に行うためのアイディアと実践。Ftz の intron を inverted repeat のリンカーに用…

Neuroglian control dendrite-axon polarity -Yamamoto of Kyoto Univ.

今回のコンファレンスの世話人である上村先生の研究室の仕事。神経細胞の樹状突起のパターン形成制御の話。Berkeley Drosophila Genome Project での comprehensive gene expression pattern analysis database から樹状突起の形態形成を制御していると考え…

Single-minded and Hedgehoge signal trigger postsynaptic rearrangement - Umetsu of Univ. Tokyo

Retina (網膜) の視神経から次の内部神経である lamina (薄膜) の神経への投射パターン形成の話。Hh シグナルで有名な Dr. Tabata の研究室の仕事。Retina の anterior 側の視神経と lamina の anterior 側の神経と結合し、 posterior 同士でも同様になる。 …

Fragile X and gene silencing - Siomi of Univ. Tokushima

RNAi の分野で有名な方の講演。Fragile X 症候群という遺伝的精神遅延の原因遺伝子である、FMR (Fragile X Mental Retardation gene) が RNAi の machinary のひとつである Ago2 と RNA helicase と複合体を作っている可能性を生化学的な実験から見いだして…

JDRC7 in Awajishima

Japanese Drosophila Research Conference に参加してきました。予報とは異なり、最後までお天気はもっておおむね良好。瀬戸内の海を眺めていろいろ考える。

学会レポ III

Rap1 activation by the beta-catenin-MAGI-1-PDZ-GEF comple is essential for vascular endothelial cadherin-mediated cell adhesion. (Sakurai of National Cardiovascular Center Reaserch Institute) Rap1 という低分子量Gタンパク質が cadherin の制…

学会レポ II

Interaction of paxillin with poly(A)-binding protein 1 regulates cell migration via translational control of Raf synthesis. (Norman of Beatson Institute) Paxillin, vinculin, talin などの focal adhesion complex の構成タンパク質と相互作用す…

学会レポ

How epithelial cells organise membrane protein traffic. (Rodriguez-Boulan of Cornell Univ.) 上皮細胞の極性形成の研究の話。歴史的経緯と現在までを話してくれていた。プレゼンテーションは非常に綺麗で参考になる。この先生はかなり男前。初日のセッ…