生化学若手夏の学校

第45回2005年夏の学校なるものが8/19-8/21に京都で行われる。生物学に関わる、自分が若手だと思っている人ならば参加できる交流会で、主に大学院生から構成されるメンバーが第一線の研究者の方々を招いて講演をしていただくというもの。実は45年も前からあったらしいが、今年に入って知り、企画に一枚噛むことに。
大学院教育は専門能力を授ける、という性格上どうしても「狭く深く」という傾向からはさけられない定めにあり、少し領域を異にすると、同じ生物学でさっぱりわからないということが生じやすい。その意味で生化学若手の会は「生物学」という枠でくくって様々な領域の人間に交流する場を提供するという意味で意義が大きいと考えている。
会場選択、時期の決定、予算の管理、講演依頼の選択、交渉、プログラムの時間管理、広報用ウェブの整備など場を生み出す過程で複数の人間が、それぞれ異なった思惑を持ってある目的を共有するという場に参加できていることは自分にとってもいい経験をしていると思う。
いろいろと関係者の方々、講演をしてくださる先生などにご迷惑をおかけしたりして大変恐縮な部分もあり、申し訳ない気持ちも大きい。
http://www.seikawakate.com/natu/natu.html