人工的に細胞間コミュニケーションを再構成する試み

Artificial cell-cell communication in yeast Saccharomyces cerevisiae using signaling elements from Arabidopsis thaliana.
Arabidopsis のリガンドとレセプターを cerevisiae に組み込み、下流の遺伝子の応答を制御するという話。なぜか、 cerevisiae の経路と Arabidopsis のレセプターがクロストークしてる。
Quorum sensing という細胞密度に応じた群としての細胞の挙動の変化を人工的に起こしてやることに成功している。mat さんの専門領域なのかなぁ。
個人的には Gal4-UAS システムや FRT-FLIP システムみたいに Yeast のものを Drosophila に組み込んでやるっていうのの流れで、 Gal4-UAS のかわりになるシステムとして Arabidopsis の UV-B レセプターと HY5 を丸ごと Drosophila に持ち込めないかな、などと考えたりしてるけど。