Cell affinity

ちょっと理解が深まった。でもこれもメモで停止。時間配分を考えないと。
メモの続き。多細胞生物の組織の領域化のは、領域間に境を形成することでなされるが、この境界はふたつの隣接する領域それぞれにおいて異なった膜貫通型の homophilic なタンパク質が発現することで実現されていると考えられている。E-cadherin のように上皮を上皮としての連続性を保つために必要な接着分子の他に、こういった機能をもつタンパク質が存在する。上述の homophilic な膜貫通分子を発現する細胞群があった場合、分子同士の接着面積が最大になった状態が細胞群にとって安定な状態になるため、複数の異なる膜分子があれば滑らかな境界を持つ組織が構成されることになる。
しかし、通常の組織では細胞分裂によってこの境界面の滑らかさが損なわれてしまうため、領域としての一体性を保ったまま、境界面を滑らかにする機構が存在することが示唆される。
このアイディアでいいのかどうかを現在検討中。自分の CPU 資源に限りがあるのでどれだけパワーを割けるか計算しないと。