tea1p teap4p for3p at the MT plus end

  • Tea4p links microtubule plus ends with the formin for3p in the establishment of cell polarity. Dev. Cell. 8, 479- (2005)

ひさしぶりの論文取り上げ。といっても細胞生物学会でこの話しも聞いていたんだけど。。。骨格セミナーでも T さんが取り上げていたらしいが。
S. pombe の分裂時に formin である for3p は間期には両端に存在し、分裂時には contractile ring に集まる。for3p は MT plus end について移動し、端で外れてそこに局在する。この移動に、 tea1p (MT binding) が必要であることがわかっており、さらに tea4p は tea1p と for3p の両方に結合して輸送する。
極性形成を司る分子間の間をとりもつ因子を同定した、という論文。
では、一体何が、これらの因子の両端へのターゲティングに効いているのか、という話しになるが、 for3p は両末端でリン酸化されることが知られており、このグループは genetic screen によって、for3p のリン酸化ができなくなる変異体を単離しているそうです。これから先がほんとに面白い内容がでてくるはず。