変異体作製

Drosophila で変異体を作成する方法は少なくとも4種類ある。

  1. Homologous recombination を利用した gene targeting
  2. UAS の挿入系統を用いた過剰発現による致死からの回復系統の化学変異原処理 (EP, XP, WH, GS)
  3. FRT 挿入系統を用いた局所的 deletion 系統の作製 (XP, WH)
  4. P 因子の挿入系統を用いた imprecise excision

それぞれ利点とデメリットがある。1 は綺麗にゲノムをいじることができるが、遺伝子座によっては組み換え効率が低く、現実的でない可能性。2 のメリットは、生物学的に意味のある変異を入れた系統が取れる可能性が高い。3 は簡便、ただ都合のいい系統があるとは限らないし FRT が残る。 4 は挿入部位にかなり依存するが、簡便。
今回、4 番目を考えていたけど〜。問題が。あることに今頃気がつく。ショック。