結婚式

Ctenophora2005-08-28

日頃お世話になっている方の結婚式に行ってきた。といってもお客としての参加というより、ほぼ裏方に徹していた。芦屋モノリスというところで、ウェブの FLASH を見るととんでもなくいいところみたい。でもスタッフ気分だったので敷居の高さはほとんど感じずにすむ。しかし、スーツ大嫌いだ。機動性が落ちるし、夏場に着るのは間違ってると思う。
すごい式だった。長身でスタイルのいい新郎新婦だったので、ためいきがでそうな絵がとれる。一眼レフのデジカメを持ったカメラマンふたりが式前の二人の様子、式、披露宴のすばらしい写真をとってくれたので、それを合間を縫って編集して Keynote2 へ流し込む。15分間に6秒/枚で2秒間のディゾルブ切り替え。これ以上長いと間延びするし、短いと速く感じる。ループの自動再生時はこれがいいみたい。
ゲストからのお話やお色直しに加え、二次会では、当日の模様がスライドショーで再現されたり、DVD に焼き込まれたふたりの結婚へ至る過程の紹介 fiction ビデオ、プロフィール紹介の DVD などが流されてマルチメディアを駆使したパーティだった。最近こういうものなのか、結婚式って? モノリスの設備も素晴らしいし。
ビデオ編集技術の効果を目の当たりにした。こういう場面がつくりたい、というアイディアと、具体的な映像と音声の組み合わせ、テロップ、画面変換のテクニック、間のとりかたしだいで、材料がみるみるかわっていく。DVD 用の動画撮影スタッフとしてお手伝いさせていただいたんだけど、まさかこんな形で使われるとは思っても見なかったシーンばかり。もうプロの域も遠くない感じ。デジタル技術の発展に伴い、劣化しない方法での記憶媒体が普及していく。将来、子供に「おとうさんとおかあさんはどうやって結婚したの?」というむずかしい質問に対し、「この DVD を見なさい」という風になるかもというのが冗談ではなくなり、現実となった。