仕事の捉え方 - かっこよさというものについて
かっこよさを少しだけ分析してみると、振る舞いや、気配り、雰囲気、抽象的なところでは生き方など、外見もあるけどいろんな側面があると思う*1。このかっこいいというのは尊敬できるといいかえてもいいんじゃないかな。科学者という仕事がかっこいいかどうか、一般的な解釈はよくわかんないけど、比較的現場に近い人達*2から見ると、やってみたいものではなさそうな印象を受ける。なぜか。仕事が大変、任期制で安定感に乏しい、相対的にペイはそんなに高くないなど。
じゃあ、なんでそもそも科学やろうなんて思う人がたくさんいるのか。他の業種にはなくて、科学をやってないと得られないものっていったいなんなのか。たまにこういう話題になることはあって、例えば
- 新しい概念を見つけられる
- 新しい現象を見られる
- 好きなときに休みが取れる
- やりたい仕事を雑用 (授業や会議など) なしにできる (PI になる前だけだけど)
というのが挙げられる。それに仕事が大変なのはどの業界でも同じだと思う。むしろ研究職はゆるいのでは、と思うこともある。任期制も外資にいったらいっしょだろうし。問題は給料かな。これはちょっと大きな問題。
でも、尊敬できるかっこいい研究職の方はやっぱりかっこいい。最近、柏松堂随想を読んで何かと思う所が多いです。